サマースクールに参加するための英語力

「英語が苦手だから」「英語に自信がないから」とサマースクールへの参加を諦めていませんか?


サマースクールによって必要な英語力の基準は異なりますが、中学生を対象とするサマースクールの場合、一般的には日常会話レベルが目安となります。具体的には挨拶や簡単な質問のやりとり、自分のことや身の回りのことが話せる英語力です。ディスカッションやプレゼンテーション、ネゴシエーションができるような高度な英語力はできるにこしたことはありませんが、サマースクールへの参加では通常は求められません。そういった状況で英語を使えるようにするためには訓練が必要で、その訓練の場所がサマースクールのようなプログラムです。通常サマースクールではそういった授業やアクティビティもプログラムに含まれています。

そうは言っても、よりサマースクールを充実させるために、参加前にできるだけ英語力を上げておくとよいでしょう。単語や構文を覚えたり、英語で映画やドラマを見たり、英会話のレッスンを受けておいてもよいでしょう。また、サマースクールではさまざまなディスカッションやグループワークを行うことが多いです。そういった状況ではどうやって発言すればよいのか、どうやって意見をまとめればよいのかなど、英語でのディスカッションやディベートで役立つフレーズや言い回しを覚えておくと便利です。さらに、全寮制のサマースクールの場合は、身の回りの単語や日常生活で使えるフレーズを覚えておくとコミュニケーションがとりやすくなるでしょう。

サマースクールは普段の英語学習の成果を発揮したり、現在の自分の英語力を把握できる絶好の機会です。参加するための英語のハードルはそこまで高くありませんが、せっかくの貴重な機会を有意義なものにするためにも、ぜひ参加前に計画的に英語の勉強に取り組まれてはいかがでしょうか。