高校からの全寮制教育がお薦めの理由
高校生は寮生活を送るために心身ともにバランスの取れた年頃であり、全寮制教育は特に高校生からがおすすめです。
まず、高校生は多感な思春期真っ只中で、自我や価値観が今後はっきりと認識され確立していく年頃です。この時期はさまざまなことから影響を受けやすく、大きな変化・成長をしていく過程にあります。どのような大人に成長していくかはこの時期にどのような経験をするか、どのような教育を受けるか、どのような生活を送るかがとても重要で、この時期を全寮制の学校で過ごすことには大きなインパクトがあります。
また、寮生活をスムーズに過ごし、充実したものにするためには、ある程度基礎的なライフスキルや、基礎学力・学習の土台が必要です。高校生であれば、掃除や洗濯、整理整頓など、寮生活で求められる最低限の家事や身の回りのことはできる年頃でしょう。また、学習への意欲や学習習慣、自分なりの勉強方法など、自立して学ぶ素地ができているでしょう。
さらに、大学への進学というのは人生においても大きな選択の一つです。妥協せず目標を設定し、それを実現するためには、日々の勉強や受験勉強に集中して取り組める環境が必要です。また、この時期は勉強だけでなく、さまざまなボランティアや芸術、スポーツなどに取り組み、ウェルビーイングを充実させ、内面を磨くことも重要です。全寮制の学校では、勉強にそれ以外の活動に、たっぷり時間を使うことができる環境があります。そういう意味でも、高校生には寮生活はぴったりです。