高校から始めるインターナショナルスクール
高等学校からインターナショナルスクールへの進学に際しては以下の様な質問がよく聞かれます。
- どの学年から始めるべきか?
- 中高一貫校からの編入方法は?
- 大学進学との関係は?
語学教育の観点では早ければ早いほどメリットがありますが、あまり極端なことを行うと環境によっては母国語の運用能力が不十分になり逆効果とも考えられます。そこで義務教育が完了してから、全寮制インターナショナルスクールに進学するメリットと具体的な手法をご紹介します。
- 日本にいながら生活環境を英語にできる
- 国内外の大学受験資格を取得できる
- 為替などの影響をうけない授業料
全寮制&一条校&インターナショナルスクールという選択肢
特に、高校からインターナショナルスクールへの進学を検討する際に配慮すべきは3点存在します。今回はこの3点について解説いたします。まず、進学先のインターナショナルスクールが「高等学校」であるかという点です。多くのインターナショナルスクールは卒業してもそのままでは「高卒」扱いとならない可能性があります。高卒でなければ、国内のみならず国外の大学に進学する際に受験資格が得られない場合が出てきます。
一条校(高等学校)以外で大学受験資格を得られるインターナショナルスクール
- 教育課程(IBDP、A-Level、AP)
- 国際認証(IB、WASC、CIS)
- その他、各国の教育省が認めた教育機関
また仮にIBスクールであっても卒業試験でIBスコア(24点以上)を取得できなければ、国際的な大学受験資格としての「IBディプロマ」を取得できませんので、国内大学への受験資格を得るためのセーフティーネットは必要です。日本国内におけるセーフティーネットとは一条校(いわゆる高等学校)となります。
次に検討すべきは英語力です。英語による授業についていくための英語運用能力は中学校教育では難しいので、中学を3月に卒業してから9月入学(インターナショナルスクールの入学時期)までの半年間、合格者を対象にした英語力を高めるための語学教育(ブリッジングプログラムと呼ばれます)が準備されているかが判断材料になります。
最後は寮生活が提供されているか?という点。日本国内でインターナショナルスクールに通う最大の価値は、国内であっても留学しているかのような国際的な環境に完全に浸ることにあります。したがって高等学校からインターナショナルスクールに通うのであれば「寮生活」を選択することが教育投資を最大化してくれます。
- 高等教育課程である点
- ブリッジングプログラムの整備
- 寮生活の提供
為替の影響を受けない授業料
全寮制のインターナショナルスクールは海外にも数多く存在し、仮にIBDP教育に限定したとしても293校(2024年9月時点)存在します。しかしながら、世界情勢の変化により為替レートやインフレにより3年間で30%から50%も変化する時代では、日本円換算で高額な授業料となり不安がつきまといます。その場合、国内に存在する3つの「全寮制インターナショナル一条校」を検討してみてください。良い意味で予期せぬサプライズは存在しないはずです。
全寮制インターナショナル一条校
- NUCB International College
- ISAK JAPAN
- Hiroshima Global Academy