ラウンド出願の特徴と心得
海外の学校では、一般的な出願と違い出願締切がいくつかのラウンドに分かれていることがあります。各ラウンド毎に約1ヶ月〜2ヶ月の期間に分かれており、出願するタイミングによって難易度が異なると言われています。出願がラウンド制の場合には、早期出願が有利と言われています。志望度が高い学校の選考を有利に進めるためには、基本的には第2ラウンドまでの出願を目指すことがポイントです。
早期出願のメリット
- 合格枠が多く残っており、競争相手(他の出願者)が少ない
- 自分の特徴(バックグラウンドや志望動機など)が引き立ちやすく、アピールしやすい
- 志望度の高さや計画性を持って出願を準備してきたという真剣さが伝わる
- 早い段階で合格が出ることにより、精神的に安心できるとともに、入学に向けて余裕を持って準備を進めることができる
- 不合格の場合でも、早めに結果を知ることができれば、焦らず次の対策を考えることができる
- 書類の不備や追加書類の提出などの場合にも、焦らず対応できる時間がある
だからといって、準備もできていないのに、むやみに出願すればいいということではありません。志望校のプライオリティーや入学基準に対する現状、出願書類の準備に要する時間などをバランスよく考慮して、いつ、どの学校に出願するかを計画することが大切です。