国際高等学校「スプリングスクール2023」を開催 〜 寮生活を体験できる滞在型英語プログラム 〜

愛知県日進市の国際高等学校（全寮制）では、日本の春休み期間を利用して、3月25日（土）から3月28日（火）の3泊4日でスプリングスクールを開催しました。全国各地から集った中学生が、ハーバード流ケースメソッドを用いた授業や生徒主体のアクティブラーニングを主体とした活動を存分に楽しみました。また、スプリングスクール期間中に滞在した国際寮では、国際高等学校の在校生が企画したアクティビティに参加して在校生とも絆を深めました。

世界に通用するリーダー人材の育成を目指す本校は、国内外から集う多様な経験を持つ生徒が共に学ぶ環境を提供しています。愛知県より一条校としての認可を受け、日本語（国語）を除くすべての授業を英語で行っています（文部科学省教育特例校認可）。2022年12月12日付でIB World Schoolとして認定され、東海地区初、全国でも数少ない全寮制の国際教育機関となりました。

国際高等学校の教育の最大の特徴は、国際バカロレア（IB）のカリキュラムによる探求学習と次世代リーダーを育てるハーバード流ケースメソッドを組み合わせた授業スタイルです。スプリングスクールでは、キャンパス内にあるゴルフ練習場を題材としたケース授業を実施。参加者はグループやクラスでの討議で分析的に思考を深めた後、実際にゴルフ場を活用して子どもや若者を惹きつける方法を議論し、新たなゴルフゲームを考案し実際に実践して、グループごとのプレゼン動画の撮影・編集を行いました。

別の日には、ある画家の作品作りのプロセスについて描写されたケース教材を読み、そのプロセスに沿って自然を題材にした作品作りを体験しました。他にも、既存の思考を脱却して物事をより創造的に考える力を育てる「クリエイティブ・プロジェクト」では、脈絡のない絵を繋げて作成した物語を発表するなど、机に向かった学習のみならず五感を使って思考力を高め、討議を通して思考を深めて、プレゼンテーションや作品を通じて表現する国際高等学校ならではの学習方法を体験しました。

また、国際高等学校のもう一つの特徴は、国際的な感覚を磨くことが可能な寮生活となります。参加者は、在校生が企画したアクティビティに参加し、授業とは一味違うリラックスした場での交流を楽しみました。参加者同士の絆はもちろん、在校生との絆も深められたことで、実際の高校生活について質問をする場面も見受けられました。

今回のスプリングスクールでは、全国から集まった中学生が3泊4日を共に過ごし、英語での主体的な学びを体験しました。夏にはより本格的な中学生を対象としたサマープログラムを9泊10日（2023年7月22日〜30日）で開催します。今回で4度目の開催となり、毎回定員を超える応募となりますので、参加をご検討の方はお早めにお申し込みください。

《国際高等学校の特徴》

国際高等学校は男女共学によるボーディングスクール（全寮制）。国内外から幅広く生徒を受け入れ、多様性の高い環境で早期からのリーダー教育を実践します。約74万平米の広大な校地を有する名古屋商科大学のキャンパス内に新設された充実した施設と自然豊かな環境で、世界に通用するリーダー教育を実現します。

《教育の特徴》

ハーバード大学をはじめとした世界トップ学術機関で実践されているリーダー教育手法の「ケースメソッド」を取り入れ、学力のみならず国際社会で通用するリーダーシップを養成します。授業は25名の少人数で行い、全員が修士または博士号を有する多国籍教員と系列ビジネススクールの教授が指導します。また、入学希望者を対象としたサマースクールや、高校準備課程としてのブリッジング・プログラム（4月-6月）を実施します。

《全寮制教育》

国際的なボーディングスクールの運営基準を参考に、男女共学の全寮制教育を実施。心理面や健康管理に精通した「House Supervisor」が日々の生活支援や定期的な面談を実施し、生徒一人一人に最適な支援・指導を行います。異なる文化や経験をもつ同世代の仲間たちとの共同生活を通じて、次世代リーダーに求められる多様性への理解や協調性、社会性、規律を養います。