【高大連携】国際高等学校が実践的学びの場として名古屋商科大学学園祭に参加
10月14日と15日の2日間に渡り、名古屋商科大学主催の学園祭「三ヶ峯祭」が日進・長久手キャンパスにて開催されました。国際高等学校は、学園祭初日の14日(土)、高校1年生による展示発表、高校2年生による模擬店出店、有志生徒によるライブ演奏という形で参加し、大学生や留学生、地域の方々との交流のみならず、教室で学び考えたことを実践することができる貴重な経験となりました。
高校1年生は持続可能な開発目標(SDGs)について学習し、より多くの来場者にSDGsにまつわる取り組みを伝えるためにはどのような手段が良いかを考えました。当日、ブースには子どもから大人まで多くの人が訪れ、生徒企画のかるたや輪投げ、クイズなどのアクティビティを通じてSDGsについての理解を深めました。
高校2年生は、今回初めて模擬店の出店を行い、アイスクリームクッキーサンドや甘酒を販売しました。国際高等学校では起業やビジネスについて学習する機会が多くあり、高校2・3年生で実施するIBカリキュラムにおいても経営学を選択科目として提供しています。また、IBDPの必須科目の一つである「創造性・活動・奉仕(CAS)」では、生徒は自身で物事を企画し、準備し、実践し振り返るという学習を行います。今回の出店のために、生徒は学園祭を主催する大学生との会議、材料や物資の調達、チラシや看板の作成、価格設定やシフトスケジュールの調整など、模擬店出店に関わる全ての活動を自分たちで行うという経験をしました。学園祭での模擬店出店では、これまで教室内で学習したビジネスに関する知識や観点をCASの活動に落とし込み、実践を通して学ぶための大変貴重な機会となりました。
さらに、有志の生徒によるライブコンサートが行われました。ピアノやバイオリンによるクラシック音楽や洋楽の弾き歌いといったソロでの演奏の他、バンドによる邦楽や洋楽の演奏が披露され、出演者の素晴らしい演奏に温かい拍手が送られました。
国際高等学校では、生徒の主体性と探究心を最大限に伸ばすための教育を実践しています。知識を知識として終わらせるのではなく、発表の場や実践の場を作ることで「生きた学び」を提供します。今回の学園祭の経験を経て、生徒それぞれが学業面だけでなく人として成長するための発見や経験を得たことでしょう。
《国際高等学校の特徴》
国際高等学校は男女共学によるボーディングスクール(全寮制)。国内外から幅広く生徒を受け入れ、多様性の高い環境で早期からのリーダー教育を実践します。約74万平米の広大な校地を有する名古屋商科大学のキャンパス内に新設された充実した施設と自然豊かな環境で、世界に通用するリーダー教育を実現します。
《教育の特徴》
ハーバード大学をはじめとした世界トップ学術機関で実践されているリーダー教育手法の「ケースメソッド」を取り入れ、学力のみならず国際社会で通用するリーダーシップを養成します。授業は25名以下の少人数で行い、全員が修士または博士号を有する多国籍教員と系列ビジネススクールの教授が指導します。また、入学希望者を対象としたサマースクールや、入学前準備課程としてのブリッジング・プログラム(4月〜6月)を実施します。
《全寮制教育》
国際的なボーディングスクールの運営基準を参考に、男女共学の全寮制教育を実施。心理面や健康管理に精通した「House Supervisor」が日々の生活支援や定期的な面談を実施し、生徒一人一人に最適な支援・指導を行います。異なる文化や経験をもつ同世代の仲間たちとの共同生活を通じて、次世代リーダーに求められる多様性への理解や協調性、社会性、規律を養います。
《学校概要》
- 校 名:国際高等学校
- 所在地:愛知県日進市米野木町三ヶ峯4-4
- 学校種:高等学校 & IB World School
- 定 員:225人(高校1〜3年生の男女)
- 公用語:英語
《今後の予定》
11月3日 オープンキャンパス(愛知)
11月4日 国際バカロレアセミナー(大阪)
11月23日 授業見学会(愛知)
12月9日 NIC親子1日入学体験(愛知)