ケースメソッドとケーススタディの違い
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- ケースメソッドとは
「ケースメソッド」と「ケーススタディ」は似た様な表現ですが、それぞれ特徴の異なる似て非なる教育手法です。どちらも学習領域に関する現実の事例(ケース)をもとに、調査や分析、発表などを通じて学ぶことは...
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ケースメソッド
Case Method
実際の状況の実践を通して、生徒が企業における戦略的な意思決定のための準備を目的とした、「Learning by doing」をベースに構築された学習方法/事例研究法の1つです。巷でよく聞くアクティブラーニング(Active Learning)とは、教員中心型の講義型授業から脱却した参加者を中心とした学修を指し、ケースメソッドはその代表的な手法として知られています。ケースメソッドは、実例の分析を通じて理論と実践を結びつけます。また、問題には単一の解決策が存在しないことが多いため、複数の考え方や経験、視点等から自身を豊かにしていくことができます。
生徒がグループに分かれてケースを学習・準備し、解決すべき問題に取り組んだ後、教員が進行役となり、クラス内での議論を誘導します。参加者が事前に予習した内容や予備知識について、教員はクラス全体の参加を促し、多様な経験や文化的背景といった異なる視点から議論を深めていきます。
参考記事:ケースメソッドとは ・ アクティブラーニングとは
本方法は、20世紀初頭にハーバード大学で初めて採用され、その後、経験豊富な生徒の知識、スキル、態度の育成・開発に効果があることから、大きな人気を博しています。これらのメリットをご紹介します。
2022年開設の国際高等学校では、ほぼ全ての授業にケースメソッド手法を用い、次世代のリーダーを育成します。
また、ケースメソッドを用いた授業が体験できる体験授業&学校説明会を名古屋キャンパス、東京キャンパスにて開催しています。
詳細とお申し込みはこちらから。是非皆様のお申し込みをお待ちしております!