全寮制の利点：バイオセキュリティー

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世界で16億人の学生に影響を与えた新型コロナウィルス

新型コロナウイルス感染の広がりは教育面でも世界中で大きな影響を与えており、世界中で16億人の生徒や学生に何らかの影響が生じたと国連はその報告書で試算しています。
多くの教育機関が一定の登校授業休止期間を経てオンラインやビデオでその学びをなんとか提供しようと今も試行錯誤を続けていますが、今後の教育のあり方も左右する大きな問題であることは言うまでもありません。多くの留学生が帰国を余儀なくされたり、また反対に母国への帰国が困難を極めたりと実際に現地に行き留学をするということへのハードルが一段と言わず数段高くなった現在、教育機関は通常の安全性に加えバイオセキュリティーに対する対策が強く求められています。

バイオセキュリティー

今までこちらで多くの全寮制のメリットを紹介してきましたが、今回の様な感染症が今後も発生する可能性がある中でバイオセキュリティーも全寮制の強みの一つです。
緊急事態時には学校や寮で徹底した感染対策を実施、週末には学生に対し外出制限を行い、更に教職員の行動管理を行うことで、極力生徒の学びを中断することなく安全な学習環境を保つことができます。通学式では生徒一人ひとりの帰宅後や週末の行動を管理することや各家庭での感染対策を把握し対策を確かなものにすることはほぼ不可能といえるでしょう。全寮制であれば、生徒へより素早く確実に必要な高水準で均一な感染対策を徹底することができます。国際高等学校は全寮制のメリットを活かし、生徒の学びたいという気持ちに答え学びの提供を止めない学校を目指します。