Akiko

• 名前：横山明子
• High School：名古屋国際高等学校（IBディプロマ・プログラム）卒業
• 国籍：日本

あなた自身についてと、どのような経歴をお持ちか教えてください。

私はフィリピン系人で、日本に住んで13年目になります。幼少期はマレーシアで過ごしました。2017年にIBのディプロマプログラムを修了し、バイリンガルのディプロマを取得しました。

IBプログラムの特徴は何だと思いますか？

国際バカロレアプログラムは、学業面で成功するための準備をするだけでなく、他の人と協力したり、研究を行ったり、オープンマインドを持ったりといったライフスキルを身につけることができるという点で優れていると感じています。ディスカッションを中心とした授業や、自らの考えを述べる機会を頻繁に設けることで、対人関係能力と自己啓発能力の両方を身につけることができたと感じています。特に、私の情熱がどこにあるかを発見するのに役立ったことに感謝しています。また、Extended Essayを書いた経験は、大学、そしておそらく大学院への準備にもなりました。研究論文を書くための基本的なことを学んだだけでなく、この経験から、忍耐強く前に進み続けることを学びました。研究に磨きをかけるための先生とのやりとりは、今でも忘れられません。この経験は、学部生のときも、修士課程に入った今も、何度も振り返っています。

IBの学生で良かったことは何ですか？

クラスメートや先生と頻繁にディスカッションできたことが楽しかったです。異なる視点からの意見を聞き、お互いから学ぶことができたのは素晴らしい経験でした。また、Internal Assessmentで私の知識をどのように発表するかを決めることができたのも良かったです。これもIBの特筆すべき点だと思います。IBを始めるまでは、自らの知識をどのように表現するか、あまり自由にはできませんでした。しかし、IBでは自らリサーチの方法を決めることができたので、方法を選べなかったときに比べて、より魅力的で、より多くの知識を得ることができました。

プログラムで成功するために必要な学生の主な資質は何だと思いますか？

決意、献身、そして規律の3Dsです。
IBはエキサイティングで楽しいものですが、それに伴って多くの締め切りや挫折もあり、高校生であること自体に多くの要求を伴います。これらに耐えられるようになるには、生徒がこの３つの資質を持つことが重要だと思います。Netflixのタブを閉じ、圧倒されそうになったときに再び自分を奮い立たせるには、決意、献身、そして規律が必要です。

これからIB-DPを受験する人にアドバイスをお願いします。

IBについて良い噂、悪い噂を聞いたことがあるかもしれませんが、ぜひ自分の目で確かめてみてください。高い能力を持つ教育者に導かれ、サポートを受けながら、自身についても多くのことを学び、視野を広げることができる素晴らしい機会となることがわかるでしょう。IB受験生への実践的なアドバイスとしては、自らの学習スタイルを観察・分析することから始めてください。そうすることで、効率的な学習が可能になり、楽しい時間やリラックスした時間、そして最も重要なことですが、睡眠時間を十分に確保することができます。もし高校時代をやり直せるなら、"一生懸命ではなく、賢く" 学ぶために、この方法を取りたいと思います。