建設の進捗状況 - 2022年2月21日
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1階の食堂に照明器具がつき、現在壁の塗装工事が進んでいます。また、1階事務室~自習室にかけ、間仕切りのガラスが入り部屋の空間ができあがりました。 学校の個別訪問は随時承っております。ご希望の方は以下よ...
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ボーディングスクールとは
Boarding School
「どうしたら効果的な学習ができるのだろう。」と疑問をもった経験はありませんか。子供時代のみならず,大人になってからもこの疑問をもち,「魔法のような答え」があるのではと,思考を巡らせた方もいらっしゃるかもしれません。
デニソンとカークは,4つのステップによる学習法を提示しています。4つのステップとは,Do(行動),Review(振り返り),Learn(学び),Apply(適用)であり,これらは学習サイクルを描きます。それぞれのステップについて,Doは実際の学習活動,Reviewは振り返りと自己評価の必要性,Learnは振り返りや自己評価から意味を見出すこと,そしてApplyは以後の学習活動にLearnで見出した意味を計画的に反映させること,としています。この学習モデルでは,学習者は受動的に課題を受け取って追いかけるようなことはできず,むしろ積極的に自身の学習の意味を定義しなければなりません。
さらに,「特定のスキルや能力を学ぶ必要性の自覚」と「競争性」が最も重要な学習者の環境条件であると,クリスWらは説明しています。学習を早々にあきらめてしまったり結果に焦ってしまったりする傾向のある人は,スキルや能力を学習する目的を見失っているからかもしれません。また,競争的な環境に身を置くことは,あなた自身にとっての学習意義を見失い,いつのまにか競争における満足感へと学習目的がすり替わってしまうことがあります。そして学習者が学習の目的を見失って競争の満足感のみを追い求めるようになってしまったら,本来の学習目的を達成することは難しいでしょう。
学習の意味を自覚し非競争的な学習環境に身を置いた上で,Do-Review-Learn-Applyの学習サイクルを意識することが,「効果的な学習」の疑問への答えのひとつとなるのではないでしょうか。