国際高等学校が「スポーツデー」を開催し、チームビルディングを実践

2022/11/29 Tue #press_release

　愛知県日進市の国際高等学校（全寮制）では、11月11日をスポーツデーとし、生徒のコミュニケーション能力やリーダーシップスキルの育成に寄与するイベントを開催しました。国際高等学校のスポーツデーは、スポーツを楽しむ喜びを仲間と分かち合いながら競い合うことで、協働し対話する力を養う機会となり、日本の高等学校で行われている従来の体育祭とは性質を異にしています。

スポーツデイでは、短距離走リレーやソフトボール・ドッジボールといった多様な競技や、自転車で一番遅くゴールした順に高得点が得られるSlow-Bicycle Gameや１分間でチョコレートを箸でつまみ、いくつ別の皿に移動させたかを競うChopsticks-Chocolate Challengeなどの器用さとチームワークが試されるミニゲームで競い合いました。生徒は競争する力を発揮しながらも、公正に取り組んだり、互いを尊重するといった、競技者として不可欠な資質を培うことができ、イベントは成功を収めました。
　国際高等学校の生徒は、学業とともに学校行事にも全力で打ち込む中で、文武二道に精励し全人的な成長をしていきます。ロバート・チェイター副校長は「スポーツデーによって生徒の学びが深まったことにとても満足している。生徒が運動の技能を発揮しながら、協働・対話の経験を得ることができた。来年のスポーツデーも心待ちにしている。」と述べました。
　競技を終えた１年生の生徒は、「スポーツデーは本当に楽しかった。様々な競技を体験することができ、とてもいい１日になった。このようなおもしろいイベントがある全寮制の学校に入学してとてもよかった。」と満足している様子でした。他の生徒は、ドッジボールのトーナメントで勝利できたことに関して、「チームのメンバーみんなで頑張れたことを誇りに思う。」と興奮気味に語りました。スポーツの楽しみを味わいながら、仲間と戦略を練って楽しんだ生徒たちは、「来年も絶対に勝ってみせる！」と意気込む様子も見られ、彼らの力強さと不屈の意志を感じ取ることができました。
　生徒と教職員は、本校としては初めてのスポーツデーを一丸となって計画・実施し、ともに多様な競技を楽しみながら、国際高等学校におけるスポーツデーの土台を築きました。

国際高等学校について

景観豊かな愛知県日進市に位置する国際高等学校には、世界から生徒が集まり、蓄積されてきた学問的功績に依拠しつつ、国際感覚を育成できる教育課程を用意しています。国際高等学校は、ハーバード・ビジネス・スクールで開発されたケースメソッドを導入しており、日本語（国語）を除くすべての科目を英語で行う全寮制の学校です。授業は、ハーバード大学をはじめ世界のトップレベルの最高学府で試みられてきたリーダー教育であるケースメソッドを中核にしています。ケースメソッドでは、専門知識を身に付けるのみならず、多文化・多様化の進む社会において必要とされるリーダーシップの能力を養うことができます。授業は最大25人の少人数制で行われ、全員が修士号あるいは博士号を取得した多国籍教員や系列ビジネススクールの教員が担当しています。また、入学希望者を対象としたサマースクールや、高校準備課程としてブリッジング・プログラムを実施します。国際高等学校は、生徒が各々の知性を育成し、豊かな教養を培う最適な環境を整えています。経験豊かで献身的な教員による充実したサポート体制のもと、胸襟を開ける仲間と楽しい学校生活を送ることで、生徒は幅広い教養と豊かな人間性を身に付けることができます。

国際高等学校の教育

　リーダー教育のための教授法として1922年にハーバード・ビジネス・スクールが考案し、現在も世界中のエリート学術機関で実践されているケースメソッドを採用しています。社会性と自律性を育成できる全寮制の学校でもあります。2022年に開校された国際高等学校は、このような独自の教育機会を提供する国内初の唯一の学校です。国際高等学校は、日本の中心部、豊かな自然を誇る愛知県日進市に所在しています。
　ハーバード・ビジネス・スクールで実証された教育方法をもとに、国際高等学校では、学問に対する厳格な姿勢と、幅広い知性を養います。世界をリードする頭脳から薫陶を受けることができ、世界をリードする知性を陶冶できます。生徒の知的好奇心を満足させ、学問的鍛錬を促す教育課程を用意しています。生徒は多様な科目を履修することができ、教育経験の豊富な教師陣による指導を受けられます。学業のみならず、スポーツ・文化理解のイベント・親睦を深める機会などの特別活動も豊富に用意しています。時代の先端を行く新設の国際寮と教室には、225人の生徒がくつろいだ生活を送れる充実した施設があります。