国際高等学校で「親子1日体験入学」の参加者を募集
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2023年11月23日(土)、愛知県日進市の国際高等学校(全寮制)で「親子1日体験入学」が開催されます。同校で毎年恒例となっている人気のイベントで、国内外から中学生とその保護者が参加し、授業や寮での生活に...
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プレスリリース
Press Release
愛知県日進市の国際高等学校(全寮制)は、2023年1月11日(水)に起業家教育の特別授業を実施しました。この特別授業は「起業家マインド基礎」と名付けられ、名商大ビジネススクールの内古閑宏教授をゲスト講師として招聘し、ハーバード流ケースメソッドによる授業形式で実施されました。
今回の特別授業では、世界的コンサルティング会社「IDEO」と巨大IT企業「Apple」の創設者スティーブ・ジョブズに関する二つのケースを扱いました。生徒は世界を牽引する起業家の視点での討議を通して考えを深めて「もし、自分ならどうするか?」という主人公の意思決定を追体験した討論を行います。ケースメソッドの授業は参加者中心型であることが特徴であり、講師は生徒の発言を促しながら議論を整理する進行役を担います。したがって、授業の進行や学びの最終地点は生徒の意見によって変化するため、講師には参加者からの発言を引き出しながら論点を整理する能力が求められます。
授業当日、Apple社の創業当時を扱ったケースでは、共同創業者から不公平な利益分配を提案された登場人物を取り上げ、「あなたが不公平な提案をされたら、一体どうするか?」と教授に問われます。生徒は次々と挙手をし、「せっかく自分に素晴らしい技術力があるのだから、より誠実な仲間を他に見つけて、別の会社を起業する。」「創業者は賢いはずだ。自分の気持ちを正直に話し、お互いが納得できる解決法を探ることを提案する。」など、それぞれの意見を述べました。
授業終了後、生徒の一人は今回の特別授業について「大人のMBA学生が読むケースは文章量が多く、内容も語彙も難しくて授業の準備にとても苦労した。しかし、授業当日はたくさん自分の意見を発言することができ、他の生徒の考えも聞くことができたので、良い経験になった。」と感想を述べました。 世界に通用するリーダー人材の育成を目指す本校は、国内外から集う多様な経験を持つ生徒が共に学ぶ環境を提供。愛知県より一条校としての認可を受け、日本語(国語)を除くすべての授業を英語で行います(文部科学省教育特例校認可)。2022年12月12日付でIB World Schoolとして認定され、東海地区初、全国でも数少ない全寮制の国際教育機関となりました。国際高等学校では、ビジネスの授業のみに留まらず、通常の教科学習にもケースメソッド教授法を取り入れることで、単なる知識の習得だけでなく、課題発見・解決能力や意思決定能力を養い、国際的に活躍する次世代のリーダーを育てます。
国際高等学校は男女共学によるボーディングスクール(全寮制)。国内外から幅広く生徒を受け入れ、多様性の高い環境で早期からのリーダー教育を実践します。約74万平米の広大な校地を有する名古屋商科大学のキャンパス内に新設された充実した施設と自然豊かな環境で、世界に通用するリーダー教育を実現します。
ハーバード大学をはじめとした世界トップ学術機関で実践されているリーダー教育手法の「ケースメソッド」を取り入れ、学力のみならず国際社会で通用するリーダーシップを養成します。授業は25名の少人数で行い、全員が修士または博士号を有する多国籍教員と系列ビジネススクールの教授が指導します。また、入学希望者を対象としたサマースクールや、高校準備課程としてのブリッジング・プログラム(4月-6月)を実施します。
国際的なボーディングスクールの運営基準を参考に、男女共学の全寮制教育を実施。心理面や健康管理に精通した「House Supervisor」が日々の生活支援や定期的な面談を実施し、生徒一人一人に最適な支援・指導を行います。異なる文化や経験をもつ同世代の仲間たちとの共同生活を通じて、次世代リーダーに求められる多様性への理解や協調性、社会性、規律を養います。