国際高等学校が第3回入学式を実施、3学年に23カ国からの生徒が集う
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2024年9月1日、国際高等学校(全寮制)で第3回入学式が実施されました。3期生が17カ国から入学し、1年生から3年生までの全校生徒には、23カ国から100名を超える生徒が在籍することとなりました。 入学式では、新...
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プレスリリース
Press Release
国際高等学校では、ブリッジング・プログラム(入学前準備課程)の一環として教科横断型のプロジェクトを行いました。ブリッジング・プログラムとは、入学年の3月までに中学校を卒業した生徒を対象とした3ヶ月間の入学前準備課程で、英語力向上や全寮制教育へのスムーズな移行を目的として設計されています。今回のブリッジング・プログラムでは、ハーバード流ケースメソッドを用いた各教科の授業や、英語、美術、音楽、数学、経営学のコラボレーションによる教科横断型プロジェクト「テーマパーク作り」を実施しました。
音楽の授業では、音楽の構成要素とそれらが生み出す雰囲気(曲想)の関連性について学んだ後、ディズニーランドを題材としたケースメソッドの授業で議論を交わしました。参加者は互いの意見を聞き合う中で、パーク内のさまざまなエリアは異なるテーマを演出しており、音楽が雰囲気作りにおける重要な役割を果たしていることを学びました。その後、自分たちのオリジナルテーマパークの構想を練り、クラス全体で4つのエリアを構成しました。各参加者は、自分が所属するエリアの雰囲気に合ったコンセプトに基づくお店を提案し、内装や外装、取り扱う商品やコスチューム等を構想するとともに自分のお店用のメロディー作りに取り組みました。
「テーマパーク作り」プロジェクトは美術や英語、数学、経営学の授業に引き継がれました。美術ではお店の模型作成や粘土を用いた商品創作を、英語の授業では広告で使われる英語表現を学習のねらいとした広告ポスター作成活動を行いました。さらに、経営学では顧客を惹きつけるための商品パッケージについて学び、参加者は個性あふれるさまざまな形状のパッケージを制作しました。制作にあたり、数学の授業では理想のパッケージを立体にするための展開図を作図し、どのような寸法や形の紙を作れば思い通りのパッケージができるのかを試行錯誤しました。
プログラム最終日には、5つの教科にまたがる「テーマパーク作り」プロジェクトをはじめとする学習成果を保護者に向けて展示発表しました。参加者の生徒は「入学に向けた英語力向上が出来ただけでなく、創造性に富む授業を楽しめたのでとても満足しています。」と感想を述べています。また、来場した保護者からは「3ヶ月の準備課程で過ごした仲間との時間はかけがえのない思い出になったようです。入学前にも関わらず、充実した学校生活と寮生活を提供してくださり感謝しています。」との声をいただくなど、展示発表は大盛況に幕を閉じました。
世界に通用するリーダー人材の育成を目指す本校は、国内外から集う多様な経験を持つ生徒が共に学ぶ環境を提供しています。愛知県より一条校としての認可を受け、日本語(国語)を除くすべての授業を英語で行っています(文部科学省教育特例校認可)。2022年12月12日付でIB World Schoolとして認定され、東海地区初、全国でも数少ない全寮制の国際教育機関となりました。
国際高等学校は男女共学によるボーディングスクール(全寮制)。国内外から幅広く生徒を受け入れ、多様性の高い環境で早期からのリーダー教育を実践します。約74万平米の広大な校地を有する名古屋商科大学のキャンパス内に新設された充実した施設と自然豊かな環境で、世界に通用するリーダー教育を実現します。
ハーバード大学をはじめとした世界トップ学術機関で実践されているリーダー教育手法の「ケースメソッド」を取り入れ、学力のみならず国際社会で通用するリーダーシップを養成します。授業は25名の少人数で行い、全員が修士または博士号を有する多国籍教員と系列ビジネススクールの教授が指導します。また、入学希望者を対象としたサマースクールや、高校準備課程としてのブリッジング・プログラム(4月-6月)を実施します。
国際的なボーディングスクールの運営基準を参考に、男女共学の全寮制教育を実施。心理面や健康管理に精通した「House Supervisor」が日々の生活支援や定期的な面談を実施し、生徒一人一人に最適な支援・指導を行います。異なる文化や経験をもつ同世代の仲間たちとの共同生活を通じて、次世代リーダーに求められる多様性への理解や協調性、社会性、規律を養います。