大島さんが第31回愛知県高等学校英語スピーチコンテストで1位を受賞し、東海北陸大会へ進出
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2024年11月2日(土)、国際高等学校2年、大島千結さんが名瀬地区代表として第31回愛知県高等学校英語スピーチコンテストの県大会へ出場し、第1位を受賞しました。大島さんは『Being a Nerd(オタクであること)』...
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プレスリリース
Press Release
愛知県日進市の国際高等学校(全寮制)では、「エンゲージ・プログラム」と呼ばれる放課後の活動を実施しています。生徒は1年に4回、スポーツ系の活動と文化系の活動を選びます。このプログラムでは多様な活動を体験することができるため、これまで触れたことのない物事に興味や関心を持つことにつながります。
エンゲージ・プログラムの特徴の一つは、生徒が活動目標を立て、目標達成のための活動計画を練り、実行し、振り返るというプロセスです。写真撮影のエンゲージ・プログラムを担当した美術科教員は、期間の終了時にコンテストを行うことを生徒に提案しました。しかし、幻想的な写真の撮り方や、被写体の感情の表現方法、被写体以外のスペースの活用方法などは生徒自らが考え、調べ、挑戦する中で習得しました。
写真撮影のエンゲージ・プログラムに参加した生徒のひとりは、将来理学療法士を目指しています。「写真撮影を通して、一つの物でも撮り方や角度によって印象が大きく異なることが分かった。将来、患者さんの病状を評価する際にも、多様な視点を持つことの大切さを学べた意義は大きい。」と感想を述べました。
バレーボールのエンゲージ・プログラムでも、活動は生徒主体で行われました。ネットや支柱の設置、チーム分けなども生徒がすべて行い、教員は主に安全管理を担当します。将来の進路に悩んでいる生徒は、「その日のチームメンバーによって士気の高め方や団結の仕方が異なると感じているため、毎回、メンバーの個性に合わせたチーム内コミュニケーションの取り方を考えた。将来はコミュニケーションを生かした仕事に就きたいと考えているので、今回の経験を生かしてさらにコミュニケーション能力を高めたい」と述べています。
国際高等学校のエンゲージ・プログラムは、写真撮影・バレーボール・ウエイトトレーニング・ヨガ・アルティメット(フリスビーを使ったアメリカ発の競技)・音楽・パブリックスピーキング・弓道など、様々な経験を積むことができる機会となっています。弓道を選択した中国出身の生徒は、「日本の伝統の中核として、礼儀正しさがあることを改めて実感できた。日本にますます興味を持った」と述べ、日本の大学への進学に関心をもつきっかけとなりました。
このような放課後の活動を通して、生徒は自身の視野や経験の幅を広げるとともに、活動を計画する力や振り返る力などの自主自律性、そして他者と協力して物事を達成するためのコミュニケーション能力や協働する力を養います。国際高等学校では、学業面での成長のみにとどまらず、全寮制ならではの週末イベントや放課後エンゲージプログラムにおいても生徒が全人的に成長できるよう、多種多様な活動を提供しています。
国際高等学校は男女共学によるボーディングスクール(全寮制)。国内外から幅広く生徒を受け入れ、多様性の高い環境で早期からのリーダー教育を実践します。約74万平米の広大な校地を有する名古屋商科大学のキャンパス内に新設された充実した施設と自然豊かな環境で、世界に通用するリーダー教育を実現します。
ハーバード大学をはじめとした世界トップ学術機関で実践されているリーダー教育手法の「ケースメソッド」を取り入れ、学力のみならず国際社会で通用するリーダーシップを養成します。授業は25名の少人数で行い、全員が修士または博士号を有する多国籍教員と系列ビジネススクールの教授が指導します。また、入学希望者を対象としたサマースクールや、高校準備課程としてのブリッジング・プログラム(4月-6月)を実施します。
国際的なボーディングスクールの運営基準を参考に、男女共学の全寮制教育を実施。心理面や健康管理に精通した「House Supervisor」が日々の生活支援や定期的な面談を実施し、生徒一人一人に最適な支援・指導を行います。異なる文化や経験をもつ同世代の仲間たちとの共同生活を通じて、次世代リーダーに求められる多様性への理解や協調性、社会性、規律を養います。