大島さんが第31回愛知県高等学校英語スピーチコンテストで1位を受賞し、東海北陸大会へ進出
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2024年11月2日(土)、国際高等学校2年、大島千結さんが名瀬地区代表として第31回愛知県高等学校英語スピーチコンテストの県大会へ出場し、第1位を受賞しました。大島さんは『Being a Nerd(オタクであること)』...
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プレスリリース
Press Release
2023年7月中旬、国際高等学校(全寮制)の選抜生3名が「UCL - Japan Youth Challenge 2023」へ参加し、日英の高校生約100名との10日間にわたる交流活動を行いました。このプログラムはロンドン大学(University College London、通称「UCL」)の眼科学教授である大沼信一氏主催の日英交流事業で、英国の名門大学であるUCLやケンブリッジ大学の教授陣によるレクチャー、研究者との交流会、日英高校生の共同グループプロジェクト、さらにはロンドン中心地カムデン区の区長らによる都市開発計画に関する講演など、参加者は世界をリードする様々な分野の人々と仕事に触れ、自らの将来の展望を描きながら、物事に対する視座を高める貴重な機会となりました。
今回プログラムに参加した成田さん(高校1年生)は、「私は失敗を恐れて行動を起こせない自分を変えたくて、このプログラムを志願した。プログラム序盤では、大勢の人を前に挙手し、英国人の講師に完璧ではない英語で質問や発言をすることについて戸惑った。しかし、勇気を出して質問をしたり、自ら行動を起こして仲間を作っていく経験を経て、『少しの勇気が自分の人生を変える』ということを強く実感した。また、国際高等学校でケースメソッドやアクティブラーニングに基づいた授業を日常的に行っていたおかげで、初めての場でも主体的に学習に参加する力が身についていることが実感でき、自信になった。」と自らの大きな変化と成長を噛み締めました。
また、このプログラムは世界で活躍する日本人の育成を目指し、2023年のプログラムでは「Resilience(困難を乗り越え前進する力)」のテーマに基づいた様々な講演やアクティビティが展開されました。堀内さん(高校1年生)は、「困難にぶつかった時、解決策を見つけるだけではなく、過去の間違いを受け入れそこから学ぶことが大切なのだと感じた。また、どの講師も『チームワーク』の重要性について触れており、他者の協力なしには困難を乗り越えることはできないのだと知った。国際高等学校の教育理念である『倫理的なグローバルリーダー』に必要なのは、チームの上に立ち最適解を示すことよりも、チームメンバーを理解し状況を的確に把握する能力なのだと気づいた。」と述べ、自身が持つリーダー観を深めたそうです。
さらに、国際高等学校の3名の生徒は、プログラム実行委員会へのサプライズ企画を発案・主導し、日英参加者全員を巻き込んだ感謝のビデオ制作を行いました。石井さん(高校1年生)は、「言語も文化も育った環境も違う人々に企画を提案し、共感してもらい、仲間になってもらう過程で『誰一人取りこぼさずに、全員を巻き込む』ということを意識した。この経験を経て、リーダーとは全員に対して分け隔てなくフレンドリーに接し、失敗を恐れずに良い点も悪い点も振り返ることができる、素直で開けた人なのだと学んだ。」と語っています。10日間で得た学びを知識で終わらせるのではなく、自ら実践の機会を作りスキルへと昇華する3名の生徒たちは、プログラムを通して挑戦を楽しみながら自信をつけている様子でした。
2022年9月に愛知県日進市に開校した国際高等学校は、世界に通用するリーダー人材の育成を目指し、国内外から集う多様な経験を持つ生徒が共に学ぶ環境を提供しています。愛知県より一条校としての認可を受け、日本語(国語)を除くすべての授業を英語で実施し(文部科学省教育特例校認可)、2022年12月12日付でIB World Schoolとして認定され、東海地区初、全国でも数少ない全寮制の国際教育機関となりました。
2023年9月より開校2年目を迎える国際高等学校では、第1期生と第2期生合わせて約20カ国から生徒が集います。さらに、高校2年次からは国際バカロレア・ディプロマプログラム(IBDP)も開始します。多種多様なバックグラウンドをもつ生徒が共に学び共に暮らすボーディングスクールにおいて、生徒は国際感覚を養いながら、学業的にも人間的にも切磋琢磨し、未来を担うグローバルリーダーとしての素地を磨きます。
国際高等学校は男女共学によるボーディングスクール(全寮制)。国内外から幅広く生徒を受け入れ、多様性の高い環境で早期からのリーダー教育を実践します。約74万平米の広大な校地を有する名古屋商科大学のキャンパス内に新設された充実した施設と自然豊かな環境で、世界に通用するリーダー教育を実現します。
ハーバード大学をはじめとした世界トップ学術機関で実践されているリーダー教育手法の「ケースメソッド」を取り入れ、学力のみならず国際社会で通用するリーダーシップを養成します。授業は25名の少人数で行い、全員が修士または博士号を有する多国籍教員と系列ビジネススクールの教授が指導します。また、入学希望者を対象としたサマースクールや、高校準備課程としてのブリッジング・プログラム(4月-6月)を実施します。
国際的なボーディングスクールの運営基準を参考に、男女共学の全寮制教育を実施。心理面や健康管理に精通した「House Supervisor」が日々の生活支援や定期的な面談を実施し、生徒一人一人に最適な支援・指導を行います。異なる文化や経験をもつ同世代の仲間たちとの共同生活を通じて、次世代リーダーに求められる多様性への理解や協調性、社会性、規律を養います。